プロフィール

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  • 生年月日1978年4月14日
  • 血液型O型
  • 出身地愛知県
  • 出身校早稲田大学
  • 主な活動

    プロクライマー、スポーツクライミング解説者、スポーツニッポン評論家、スポーツクライミング講師、タレント指導者、講演講師、シートボルダリング・ペーパーボルダリング開発者、ボルダビクス開発者、愛知県田原市のふるさと観光大使

  • 出版物

    誰でもはじめられるボルダリング(成美堂出版)
    チャレンジ!ホビー 壁に挑め!ボルダリング入門(NHK出版)
    ボルダリングBasic(スキージャーナル)
    The Cliff (マガジンハウス)

経歴
1978年4月14日生まれ。2000年からクライミングを始める。
幼少から毛利衛さんに憧れ、宇宙飛行士を目指して早稲田大学理工学部応用物理学科に入学。日本で一番宇宙に近いところに行きたいと富士山を登ったことをきっかけに、登山と宇宙飛行士に通じるものを感じ取り、山にものめり込んでいく。
大学在学時、より高難度の山に挑戦するためロッククライミングを始める。クライミングジムで練習時、国体山岳競技に誘われたのを機に本格的に競技の世界へ足を踏み入れる。その後、命綱を使わないボルダリングに集中し、競技歴わずか3年でアジアのトップに上り詰める。
日本人女性初のプロクライマーとして、世界を転戦し数々の大会や高難度の岩に挑戦。女性ボルダリングの草分け的存在としてグレードを押し上げてきた。2008年4月には、日本人女性初と難度V12を達成。
2012年10月に世界で女性初となる難度V14を達成。世界のトップと肩を並べる。

2012年に世界で最も活躍したクライマーに贈られるGolden Piton賞、2014年にGolden Climbing Shoes賞を両賞とも日本人史上3人目、日本女性初の受賞。

スポーツクライミング解説者、NHKのボルダリング講師を努め、「夢・挑戦の大切さ」や「クライミングから学ぶ危険回避の方法」を伝えるイベント・講演などで啓蒙活動を行う傍ら、ボルダリングの「考えて身体を動かす」という魅力を、安全に体験できる『シートボルダリング』と『ペーパーボルダリング』や、ボルダリングの動きを取り入れた新しいフィットネス『ボルダビクス』を開発。より多くの方にスポーツクライミング、ボルダリングの魅力を伝える取り組みを積極的に行っている。

1男1女の2児の母であり、ママさんクライマーとして、今なおトレーニングにも励んでいる。

メッセージ

壁と向き合い、登り続ける!

こんにちは。尾川とも子です。現在アラフォー・二児のママでありながら、なおトレーニングに励み、登り続けております。
スポーツクライミングが東京2020オリンピック競技会に正式種目として追加されたことで、多くの方に競技を知っていただけるようになりました。
かつて、世界大会やワールドカップ(ボルダリング)で日本人女性の選手は私しかおらず、まだ世の中に「ボルダリング」という言葉も浸透していなかった時代を過ごし、そんな壁を乗り越えるべく、このスポーツの魅力を何とか皆さんに知ってもらいたい!と無我夢中で走り続けてきました。
これからは、今まで培った経験を活かしクライミング・ボルダリングを通して、様様な方のお力添えになれるような活動、クライマー尾川とも子にしかできない活動をしていくことが夢です。どうぞ応援よろしくお願いします!!

成績
  • 2000年富山国体 準優勝
  • 2001年 JFAユース選手権 3位
  • 2002年 UIAAワールドカップイタリア 12位(日本人最高位)、UIAA International Event 19位
  • 2003年 ASIAN X-games 優勝、世界選手権フランス 18位(日本人最高位)
  • 2004年 UIAA world cup ITALY 11位、UIAA International Event 13位、IUAA world cup CHINA 10位(日本人最高位)
  • 2005年 全米大会SEND FEST Salt Lake 優勝(日本人女性初)
  • 2006年 ASIAN X-games 優勝
  • 2008年4月 日本人女性初となる難度V12「カランバ」を達成
  • 2012年10月 世界で女性初となる難度V14「カタルシス」を達成
  • 2012年Golden Piton賞 受賞(ボルダリング部門)
  • 2014年 Golden Climbing Shoes賞 受賞